メンバー
成島 尚之 教授 (Prof. Takayuki NARUSHIMA)
役職
教授, 博士(工学)
専門分野
- チタンおよびチタン合金の表面改質による生体機能化・抗菌機能化
- ステント用Co-Cr合金開発と機能発現
- NiTi合金の晶析出物制御
- 水素を利用したチタン融体からの酸素除去に関する物理化学的研究
- 金属材料の高温酸化に関する実験的・計算材料学的研究
略歴
- 1985年3月 東北大学工学部金属工学科 卒業
- 1987年3月 東北大学大学院工学研究科修士課程 修了
- 1987年4月 東北大学工学部 助手
- 1994年2月 博士(工学)(東北大学)「炭化ケイ素および窒化ケイ素の高温酸化に関する研究」
- 1994年12月 東北大学工学部・金属工学科 助教授
- 1998年3月~1999年3月 米国カリフォルニア大学バークレー校 Research Fellow(文部省在外研究員)
- 2004年6月 東北大学先進医工学研究機構 教授
- 2004年4月−2005年3月 岩手大学 非常勤講師
- 2007年4月 東北大学大学院工学研究科 教授
- 2011年4月−現在 東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 非常勤講師
- 2014年4月−2016年3月 大阪大学 非常勤講師
所属学会
- 日本金属学会
- 日本鉄鋼協会
- 日本チタン協会
- 軽金属学会
- 日本バイオマテリアル学会
- 日本歯科理工学会
- 米国セラミックス協会
- TMS
学会活動
- 2010年4月−現在:日本チタン協会:産学連携委員会 学側代表
- 2011年4月−2015年3月:軽金属学会 理事
- 2012年4月−現在:日本バイオマテリアル学会 理事
- 2015年8月−現在:チタン世界会議国際組織委員
- 2018年4月−2020年3月:日本鉄鋼協会 理事
- 2019年4月−2021年3月:日本技術者教育認定機構(JABEE) 理事
主な著書・論文
- T. Ueda, N. Sato, R. Koizumi, K. Ueda, K. Ito, K. Ogasawara and T. Narushima, “Formation of carbon-added anatase-rich TiO2 layers on titanium and their antibacterial properties in visible light,” Dent. Mater., 37 (2021) e37–e46. https://doi.org/10.1016/j.dental.2020.10.009
- S.Kr. Bhattacharya, R. Sahara and T. Narushima: “Predicting the parabolic rate constants of high-temperature oxidation of Ti alloys using machine learning,” Oxid. Met., 94 (2020) 205–218. https://doi.org/10.1007/s11085-020-09986-3
- K. Ueki, S. Yanagihara, K. Ueda, M. Nakai, T. Nakano and T. Narushima: “Overcoming the strength-ductility trade-off by the combination of static recrystallization and low-temperature heat treatment in Co-Cr-W-Ni alloy for stent application,” Mater. Sci. Eng. A, 766 (2019) 138400 (11 pages) https://doi.org/10.1016/j.msea.2019.138400
- M. Watanabe, F. Sato, R. Abe, K. Ueda, D. Matsuwaka, F. Kudo and T. Narushima: “Deoxidation of Ti melt by newly developed two-step plasma arc melting process using hydrogen,” Metall. Mater. Trans. B, 50 [4] (2019) 1553–1558. https://doi.org/10.1007/s11663-019-01608-x
- T. Narushima, S. Mineta, Y. Kurihara and K. Ueda: “Precipitates in biomedical Co-Cr alloys,” JOM, 65 (2013), 489–504. https://doi.org/10.1007/s11837-013-0567-6
受賞
- 1994年 第15回本多記念研究奨励賞
- 2007年 記念賞(西山記念賞)(日本鉄鋼協会)
- 2007年 第6回軽金属躍進賞(軽金属学会)
- 2008年 第66回日本金属学会功績賞(日本金属学会)
- 2012年 第29回日本チタン協会技術賞
- 2014年 第12回軽金属功績賞(軽金属学会)
連絡先
研究者紹介
東北大学研究者紹介
Pure東北大学
Researchmap
上田 恭介 准教授 (Associate Prof. Kyosuke UEDA)
役職
准教授, 博士(工学)
専門分野
- 生体用金属材料の表面処理に関する研究
- 生体用金属材料の微細組織に関する研究
- 生体用金属材料の腐食・摩耗・疲労に関する研究
略歴
- 1999年3月 東京都立小石川高等学校 卒業
- 2003年3月 東北大学工学部金属工学科 卒業
- 2005年3月 東北大学大学院工学研究科修士課程 修了
- 2005年4月 日本学術振興会特別研究員(DC1)
- 2008年3月 東北大学大学院工学研究科博士課程 修了 博士(工学)
- 2008年4月 東北大学大学院工学研究科 助教
- 2016年4月~現在 東北大学大学院工学研究科 准教授
- 2019年8月~2020年8月 英国Imperial College London, 客員研究員
所属学会
- 日本金属学会
- 日本鉄鋼協会
- 日本バイオマテリアル学会
- 軽金属学会
- 粉体粉末冶金協会
- 日本歯科理工学会
学会活動
- 2013年3月−2021年3月:日本金属学会 会報編集委員
- 2013年11月−現在:日本バイオマテリアル学会 評議委員
- 2015年4月−2019年3月:軽金属学会東北支部 支部幹事
- 2017年3月−現在:日本金属学会 分科会委員
- 2017年4月−現在:軽金属学会 企画委員
- 2021年4月−現在:日本チタン学会 監事
主な著書・論文
- J. Wu, K. Ueda, T. Narushima: “Fabrication of Ag and Ta co-doped amorphous calcium phosphate coating films by radiofrequency magnetron sputtering and their antibacterial activity,” Mater. Sci. Eng. C, 109 (2020) 110599.
https://doi.org/10.1016/j.msec.2019.110599 - T. Ueda, K. Ueda, K. Ito, K. Ogasawara, H. Kanetaka, T. Mokudai, T. Narushima: “Visible-light-responsive antibacterial activity of Au-incorporated TiO2 layers formed on Ti-(0–10)at%Au alloys by air oxidation,” J. Biomed. Mater. Res. A, 107A (2019) 991–1000.
https://www.doi.org/10.1002/jbm.a.36624 - M. Omiya, K. Ueda, T. Narushima: “Microstructure and mechanical properties of an α+β type Ti-4V-0.6O alloy,” Mater. Trans., 58 (2017) 1250-1256.
https://www.doi.org/10.2320/matertrans.L-M2017825 - O. Gokcekaya, K. Ueda, K. Ogasawara, H. Kanetaka, T. Narushima: “In vitro evaluation of Ag-containing calcium phosphates: Effectiveness of Ag-incorporated β-tricalcium phosphate,” Mater. Sci. Eng. C, 75 (2017) 926-933.
https://www.doi.org/10.1016/j.msec.2017.02.059 - K. Ueda, M. Kasamatsu, M. Tanno, K. Ueki, J. Geringer, T. Narushima: “Effects of precipitates and albumin in simulated body fluids on pin-on-disk wear behavior of biomedical Co-Cr-Mo alloys,” Mater. Trans., 57 (2016) 2054-2059.
https://www.doi.org/10.2320/matertrans.MI201518
受賞
- 2011年 第21回日本金属学会 奨励賞(材料化学部門)
- 2015年 第25回トーキン科学技術振興財団 トーキン科学技術賞
- 2015年 第55回原田研究奨励賞(本多記念会)
- 2016年 第34回軽金属奨励賞(軽金属学会)
- 2020年 第41回本多記念研究奨励賞(本多記念会)
- 2020年 第17回村上奨励賞(日本金属学会)
連絡先
研究者紹介
東北大学研究者紹介
Pure東北大学
Researchmap
学生
博士課程
-
氏名:スクマ スチ フリアンダニ
学年:D4
研究テーマ:ステント用Co-Cr-W-Ni合金の微細組織および力学特性に及ぼす軽元素の影響
出身地:インドネシア
趣味・その他:料理 -
氏名:リンクナ ジュン レイ スッリャノ
学年:D2
研究テーマ:ゾルゲル法によるホウ化物系生体活性ガラスの作製と評価
出身地:フィリピン
趣味・その他:料理、旅行
修士課程
-
氏名:窪田 侑真
学年:M2
研究テーマ:ゾルゲル法による希土類元素添加近赤外光応答型TiO2の作製と評価
出身地:青森県鰺ヶ沢町
趣味・その他:ゲーム(fps)、 暴飲暴食 -
氏名:栗田 菜々子
学年:M2
研究テーマ:抗菌元素添加非晶質リン酸カルシウム膜の作製と評価
出身地:香川県高松市
趣味・その他:絵を描くこと、音楽を聴くこと -
氏名:シム ソンヨン
学年:M2
研究テーマ:反応性スパッタリング法による軽元素添加TiO2膜の作製と抗菌・抗ウイルス性評価
出身地:韓国ソウル市
趣味・その他:カフェラテの美味しいお店探し -
氏名:中島 知紀
学年:M2
研究テーマ:ステント用Co-Cr-W-Pt系合金の微細組織と機械的特性
出身地:群馬県太田市
趣味・その他:バドミントン、読書(大衆小説)、カラオケ、美味しいものを食べること -
氏名:和田 知己
学年:M2
研究テーマ:生体用Co-Cr-W-Ni合金の微細組織および機械的特性に及ぼす炭素・窒素共添加の影響
出身地:神奈川県相模原市
趣味・その他:フットサル、ランチ巡り、推し活(日向坂46) -
氏名:伊藤 七奈
学年:M1
研究テーマ:生体用Co-Cr-W-Ni合金の積層欠陥に及ぼす炭素量および熱処理の影響
出身地:青森県
趣味・その他:バレーボール -
氏名:大津 杏優
学年:M1
研究テーマ:ゾルゲル・ディップ法による抗菌元素含有生体活性ガラス膜の作製と評価
出身地:茨城県つくば市
趣味・その他:ランニング、海外旅行、カラオケ、Youtube鑑賞 -
氏名:佐々木 和真
学年:M1
研究テーマ:真空蒸留法による超高純度Mg-Zn合金の作製と機械的特性評価
出身地:青森県青森市
趣味・その他:ポケモンスリープ
学部生
-
氏名:荒木 大騎
学年:B4
研究テーマ:α+β型Ti-Nb合金の微細組織および機械的特性に及ぼす窒素の影響
出身地:埼玉県さいたま市
趣味・その他:ロックバンドのライブに行く -
氏名:岡本 大知
学年:B4
研究テーマ:真空蒸留法による超高純度Znの作成とその溶解性
出身地:茨城県土浦市
趣味・その他:旅行 -
氏名:加藤 蓮
学年:B4
研究テーマ:生体用Co-Cr-Fe-Ni-Mo合金の微細組織に及ぼす炭素の影響
出身地:東京都
趣味・その他:学友会蹴球部所属、音楽を聴く -
氏名:関根 宏太
学年:B4
研究テーマ:ゾルゲル法によるSiO2-CaO-P2O5-Ta2O5-Ag2O系生体活性ガラスの作製とその抗菌性
出身地:埼玉県
趣味・その他:バイク -
氏名:三橋 颯太郎
学年:B4
研究テーマ:熱酸化法によるTi上への炭素・窒素共添加TiO2膜の作製とその抗菌性
出身地:北海道札幌市
趣味・その他:サッカー、音楽を聞くこと -
氏名:脇谷 真理
学年:B4
研究テーマ:生体用Co-Ni-Cr-Mo合金の微細組織および機械的特性
出身地:東京都
趣味・その他:家庭菜園